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PBL:世界言語としてのプロジェクトマネジメント

2017年10月27日(土)午前中の2コマを使って、慶應義塾普通部でのPBL活動をしている生徒達に講演をしてきました。

慶應義塾普通部は1997年から2003年まで非常勤講師を勤めた古巣です。。選択授業「Web Pageを作る」という授業で、情報科のない時代のパイロットモデルの授業を提供しました。今回は同じ選択授業でも語学の授業。普通部では「複言語」という授業があり、英語、ドイツ語、韓国語等の学習時間も取り入れた年間を通した、PBL型授業を中学3年生の選択授業で展開している。そこにプロジェクトマネジメントという世界言語の紹介をしてきました。

内容としては

  • PBLとは何か?
  • プロジェクトとは何か?
  • プロジェクトマネジメントとは何か?
  • プロジェクトマネジメントの代表的書類の紹介(BBCoach Projectを例として)
  • BBCoach Projectの説明とクリエーターへの勧誘

「労作展」という普通部独特の文化祭が終わった後、その延長線上で、各自のプロジェクトをバージョンアップしていく。そんなタイミングでの登壇でした。

各自の現在取り掛かっているプロジェクトについて、その概要の発表もしてもらったが、まだゴールがはっきりしていない点を指摘。アウトプットの場としてBBCoach Projectを紹介してきました。

中学3年生のプロジェクトが言語学習の中でどこまで進化するか、とても楽しみです。

私立中学での年間選択授業でのPBLカリキュラム開発

1997年-2003年
慶應義塾普通部
30名程の参加の選択授業としてホームページを創るプロジェクトを年間カリキュラムとして開発
担当教員からの要望。
個別学習だけではなく、最終的にはチームでのプロジェクト活動を実践させたい。
世界的プロジェクトベースドラーニングコンテストへの参加。
「情報科」のモデル授業として文部科学省の200校プロジェクトに認定を受ける