中学生がSNSを活用して学習ログを残せるかというPBLに挑戦!

2016年度春学期から、中学生をSNSを活用して学習ログを残せるかという挑戦をしていただいています。

利用しているSNSは「i-create」。(有)ラウンドテーブルコムが運営している、教育機関向けSNSです。
今回、参加していただいた学校は慶応義塾普通部。男子中学生達です。3年生全員が「i-create」に登録してくれています。
特に選択授業「複言語」に参加の生徒達が積極的に利用をしはじめてくれています。
一人ずつプロジェクトチームを作って、英語以外の言語の学習にも取り組み、なんらかのアウトプットをしていこうとする試みですが、その学習過程のログを自分に日記に書き込み始めました。まだまだうまく書き込めていない生徒もいるようですが、年間を通してどの程度挑戦をし続けてくれるか楽しみです。

ちなみに「i-create」と連動した、アプリ「i-TanQ」も利用手続きをしていただきました。「i-TanQ」を使うと、自動的に「i-create」の各自の日記に書き込まれます。また同時に各自の「iCal」や「Google Calendar」にも連動して書き込まれますので、各自のデータは各自が守ることができます。高度情報化社会での情報の持ち方に一石投げかける仕組みです。また、「i-TanQ」サーバーでは学習時間を蓄積することができ、教員もどの程度プロジェクトに生徒達が打ち込んでいるのかを把握することができます。

ちなみに現在「i-TanQ」はバージョンアップを企画中。近日中にサーバ側の学習時間グラフが、アプリ内でも確認できる機能、連携のSNSとして教育用SNSで世界最大の「Edmodo」との接続ができるようになります。かなりセキュリティが厳しくなって、使いづらい点はあるかもしれませんが、教員、生徒が一丸となっている組織であれば、面白い使い方でできると思います。ご期待ください。