進学にプロジェクトマネジメントの学習は役立つか?

大学進学にプロジェクトマネジメントの学習は役立つだろうか?

親御さんからそうした声を聞くことがある。また生徒自信からそうした質問を受ける事がある。

一言で言えば、プロジェクトマネジメントを学んだら、目標意識が高まり、作業工程の管理ができるようになるわけで、いわゆる「やる気スィッチ」が必然的に入る。学習を生徒と親と、教員、その他の関係者のひとつのプロジェクトとして考える事ができるのであれば、それはやはり役立つと言わざるを得ないのではないだろうか。

今年の大学受験では、プロジェクトマネジメントを学んだ生徒が、筑波大学の難関推薦入試をくぐり抜け、見事合格してくれた生徒がいた。

この生徒は、既に高校在学中に目標をNASAで働く事と決め、私たちに打ち明けてくれた。いわゆる、有言実行という訳だ。まずはその目標に向かって、もっとも近い進学先を選択し、見事に試験面接ではその目標を達成する為に、高校時代からプロジェクトマネジメントを意識して学習を継続してきたというメッセージを面接官に訴えたそうだ。近い将来、本当にNASAで働いている彼の姿を見る事を期待したい。